つないでいたきたい文化

9月定例会が終了し、原油価格・物価高騰への対応や引き続きの感染拡大防止対策など、一般会計予算約120億円増額補正し、総額約44,117億円の予算が賛成多数で可決されました。


補正予算のうち、「地域の祭り・イベント等用具整備補助事業に1億2,000万円」の予算が計上れました。コロナウイルス感染症の影響により中止がよぎなくされている地域の祭りやイベント等について、次世代への継承や取り組みの継続と、地域活動の活性化を図るため必要な用具の購入や修繕への支援を目的としています。今年の8月は新潟まつりが3年ぶりに縮小して開催され、新潟まつりに関連して「市民参画プロジェクト」が実施されました。人気のプロジェクトで様々な団体からの参画によって地域の活性化につながる効果もありました。同様に、地域の祭りを対象として今期この事業を実施することを評価し、申請対象期間が令和4年4月からとなるため、予算の確保に苦労し、厳しい状況の中、祭りの再開に踏み切った方達にもこの事業の情報が行き届くよう、丁寧な周知を行なうこと、この予算が有効活用されることを意見要望いたしました。


私も子ども頃から出し行列に参加していた「新潟まつり」について改めて調べてみたところ、昭和30年に「住吉祭」「川開き」「開港記念祭」「商工祭」4つの祭りが1つになったことがルーツ言われています。昭和30年からですと歴史が浅い感じがありましたが、ルーツの1つである住吉祭は大阪の住吉大社を総本社として、江戸時代から続いている祭りです。よさこいで有名な高知のよさこい祭が誕生したのは昭和29年。不況を吹き飛ばし、市民の健康と繁栄、商店街振興を促すため、高知商工会が中心となって発足し、年間を通した踊りの練習による健康増進や、踊りで使用する鳴子(木で出来た打楽器)を福祉施設で政策を行なうなどの取り組みを行なっています。新潟には市民有志の手で開催され、今年で20年となる「にいがた総踊り」がコロナ禍のなか3年振りに開催されました。祭りの立ち上げは高知のよさこいがきっかけとなったようです。2020年の実績は経済効果330億円(にいがた総おどりHPより)多くの市民に愛される祭りとなりました。




日本の伝統文化である祭りは、地域では、人口減少や、少子高齢化による担い手不足から、存続していくことが難しくなっています。しかし日本人の伝統文化であり、地域のコミュティとして根付いてきた文化であるため、伝統を維持しながら、地域の活性化につながること、持続可能な活動として発展させ、地方創生につながることを願い取り組みを行なって参ります。