新潟市内では、子どもへの新型ウイルスの感染増加がみられることから、感染が確認された場合に、学級閉鎖を行う小中学校が増えてきています。
学級閉鎖の期間は、インフルエンザによる学級閉鎖と同日数で3日間。
学校内での感染拡大はみられていないとのことですが、教育委員会の資料によると4月23日現在、学級閉鎖を実施した学校は17校。
学校において感染者等が確認された場合の基本的な対応としては、学級閉鎖による対応とし、感染が判明した場合、濃厚接触者に特定された場合、PCR検査の対象者となった場合は出席停止扱いとなります。そのほか、発熱などの風邪の症状が見られたり、感染への不安から自主的に欠席する場合も同じ扱いとなります。また、現在新型ウイルへの不安から長期にわたって、学校を休んでいる子どもは市内で10人前後いるそうです。
感染症が長引く状況の中、不登校となっている子ども達がいることから、今後学級閉鎖が繰り返される状況となった場合、昨年、学校閉鎖期間があったに、子ども達の学びの保証をどの様に行うのか、1人1台与えられタブレットの活用が望める状況なのか、中央区の小学校を訪問し授業を見学させてもらいました。
子ども達のタブレット活用状況は、最初は慣れるまで少し時間がかかった子どももいたようですが、2~3ヶ月程度でみなが使いこなせる様になったそうです。画面上で、自分以外他の子ども達の考えが共有できるため、様々な考え方を知ることの機会となっているそうです。
自宅でのタブレット学習については、先進的な取組みを行ってきた学校では、準備が進んでいます。しかし、タブレットを活用した授業を行うにも、ネット環境の整備に、ICT支援員の配置も始まったばかり。学校によって活用に差がでるであろうことを感じました。
引き続き、新型ウイルス禍での子ども達の様子や、GIGAスクール構想の進捗状況について調査していきます。
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