新潟駅周辺では、大規模な整備事業が進められています。
この事業では今まで鉄道によって分断されていた、南北市街地の一体化を図り、安全かつ円滑な交通を確保するとともに、広場の整備などの賑わい空間の創出により、日本海拠点都市としてふさわしい都市機能を強化することが目的とされています。
工事の進捗状況を視察し、乗り換えや、交通の利便性について、賑わい空間を創出するにあたりどの様なことが期待出来るのか確認しました。
大きく分けてこの3つの事業があり、鉄道在来線の高架化、立体交差道路整備、駅前広場整備などがあります。
鉄道在来線の高架化
今までは在来線から新幹線の乗り換えは、1階から3階の新幹線ホームでの乗り換えでしたが、新幹線と在来線の同一ホームでの乗り換えが可能となります。現在、残り1番線の工事中。2021年度末に高架化完成予定です。
立体交差道路整備
2019年度に開業した、古町地区と駅南地区を結ぶ新潟鳥屋野線のほか、新潟駅東線、西線、明石紫竹山線の幹線道路4本の整備を進めていきます。
駅前広場整備
2009年度に完成した「南口広場」に続き、現在は「万代広場」の整備をしています。その両方をつなぐ形で、駅直下にバスターミナルの整備が進められています。
「新万代広場」は2023年度頃から段階的に供用が開始、人が集い、くつろぎやイベントを行う空間として計画されています。
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