秋葉区の新津第二中学校へ主権者教育に伺い、3年生約200名と議員8名で模擬市議会のロールプレイングを行ないました。
身近な地域課題をテーマに、生徒の代表者から「市長」や「議員」の役を演じてもらい、「合意形成」と「意思決定」の流れについて学んでもらいました。その後、それぞれのクラスに分かれて、各議員との意見交換会を実施しました。
私は、今回ファシリテーター役を務め、開催にあたり様々準備をさせていただきました。
参加人数も多かったことから、ロールプレイングでは生徒全員から意思表示を示してもらうには、工夫も必要と感じましたが、最後の各議員との意見交換会では、その分、様々な質問をいただきました。
生徒のみなさんへプログラム終了後に実施したアンケート結果によると、実施前は今まで市議会について関心がなかった人の割合は81.3%。プログラム実施後は市議会に関心を持った人の割合が89.7%とかなりの効果が見られました。
その他、「市議会や議員の役割が分かり、身近に感じられることができた。」「議員の堅いイメージが変わった。」「どの様に合意形成を図っているのか理解した。」「議員を目指した理由や、心がけていることなど知る機会となった。」といった声をいただき、議会や、議員についてより身近に感じてもらう機会となった思います。
新潟市議会では、中学校や高校生の主権者教育に協力する取り組みを行なっています。
未来の有権者が選挙や地方自治制度への理解を深め、自分たちの住む地域社会の諸課題について、どの様に解決していけば良いのか、自ら参画する意欲を高めることを目指しています。
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