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横須賀市 日本語支援ステーション

  • 執筆者の写真: 高橋さとこ
    高橋さとこ
  • 1月30日
  • 読了時間: 2分

外国につながりのあるこども達や保護者の様々なサポートをおこなう「日本語支援ステーション」を視察。(横須賀市小川町18)

ステーションの利用状況や支援体制などについて調査をおこないました。





ステーションは新横須賀駅から徒歩約10分のところに位置し、付近には横須賀市役所がすぐ側にありました。

ステーションが入っている施設は、横須賀市立諏訪小学校の併設園だった跡地に令和5年4月に開設。そのため、施設の中から小学校へ繋がっており就学前のこども達が日本の学校を体験するにも利便性の良い施設でした。


指導体制としては、こどもや、保護者の対応を主におこなう国際教育コーディネーター1名が、就学時のガイダンス、日本語初期集中指導や教育相談をおこない、就学から卒業までの継続的な支援。

学校との連絡調整をおこなうステーションマネージャー1名が、初期集中指導、通訳派遣、翻訳対応。

全体の統括をおこなう担当指導主事1名、11言語対応の日本語指導員が31名、母語支援をおこなう学校生活適応支援員が10名の体制となっていました。

帰国・来日して間もないこども達が日本の学校に適応出来るよう、就学前に日本語の初期集中指導と学校生活の体験を、コーディネーターとステーションマネージャーの指導のもと手厚くおこなわれていました。

9月議会で教育長へ質疑をましたがおこなわせて頂きましたが、新潟市では、この就学前の指導体制と就学後の日本語指導の時間も短く、今後外国籍の方たちが家族を母国から呼び共に暮らすための受入体制が整っていないと感じます。



横浜市では日本語指導が必要な児童生徒が5名以上になると、国際教室が開設され担当教員が派遣されますが、国際教室が開設されていない学校は校内での支援体制づくりが今後の課題でもあることをお聞きしました。しかし、ステーションにつながりさえすれば、ステーションを拠点に学校と日本語指導員が連携した指導、支援体制づくりが進められ、学校にも保護者にも必要な情報提供ができる。こども達や保護者の安心感につながる体制となっていました。

いじめ等の問題を管理職の先生に知ってもらうように、全ての教育コーディネーターや先生達に、支援センターの取り組みについて発信し、外国籍のこども達について知ってもらう。そのことが大切であることをお聞きしました。

引き続き多文化共生社会が、お互いを認め合い、共に助け合える社会となる。その為に取り組みます。





 
 
 

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