新潟市の魅力向上と活性化のため「歴史と文化のまちづくり」をテーマに各地域の調査・研究を進め、政策提言を行うことを目的としている歴まち議連のフィールドワークに参加。
今回の地域は中央区の下町。みなとまち新潟の歴史と文化を体験することの出来る施設を調査。
新潟市文化財 旧小澤家住宅(上大川前通12番町2733番地)
江戸時代後期から新潟町で活躍していた商家・小澤家の店舗兼住宅で、かつての新潟町における町家の典型例。H14年に新潟市へ土地・建物が寄贈され、H18年に市文化財に指定。
文化財の宿 OTONARI
国の登録有形文化財の築140年以上の蔵を改装した、一日一組限定の一棟貸しの民泊。
施設の裏から、下町の本町市場と繋がり宿泊客は買い物を楽しめる。
魚や 片桐寅吉(旧片桐家住宅)
創業明治37年、築110年を超える古民家が国の有形文化財として登録。石水庭園を眺めながら新潟港の歴史と文化を肌で感じ、魚料理に舌鼓を打つ。
下町は、市内で最も高齢化が進む地域。文化財を守り、地域の資産として活かす制度「文化財登録制度」を利用し、地域の活性化に繋げる活動への取り組みが行われています。
文化財の活用には、保存修理に係る修理費、公開活用事業にかかる費用の国補助1/2や、相続税、固定資産税の優遇措置があります。地域の方たちが、残していきたい風景を守りたいという思いがなくては実現しないことですが、観光資源となり、交流人口の拡大、地域の活力に繋がる取り組みを各地域で実現できるよう、引き続き調査を行って参ります。
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