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能登半島地震

16:10分能登地方を震源とする地震が発生し、新潟でも震度5強を観測する強い揺れを感じました。2分後には津波警報が発令され、多くの方が避難所へ避難しました。 


私も付近の指定避難所へ避難しましたが、途中、歩道が液状化現象によって泥水が流れ出ているところもあり、今までに体験したことのない恐怖を感じたといった声をお聞きしました。避難所では地域の方達と協力して避難誘導を行い、ご高齢の方や、小さなお子さんを連れた方、またはペット同伴の方など様々な方が次々と避難してきました。年明けの寒い季節の中、何もない体育館の床は冷たく、ご高齢の方は座るのも難しく椅子も必要でした。避難してから情報がなかなか届かず暖房もない中じっとしているわけにもいかず、痺れを切らしている人がちが出てくる中、避難後1時間たった頃ようやくストーブで暖を取ることができました。第1には、とにかく安全な場所へ避難することが優先ですが、寒い時期の避難には暖を取るための敷物1枚でも備えが必要と感じました。






津波警報は午前1:15分に解除となりましたが、時間が経つにつれ途中で体調を崩される方もおり、また津波の到達点が0、5mだったことから、誰か1人が帰り始めると続々と警報解除を待たずして帰り初め、3時間後にはほとんどの方がご自宅へ戻られました。



一夜明けて、翌日から液状化現象による泥の除去作業が始まり、地域の方達と協力して土嚢袋に泥を詰めました。水分を含んだ土は非常に重かったものの、みなさん自分のご自宅以外でもお互い手伝い、地域の結び付きの強さ大切さを改めて感じました。





道路の陥没や隆起しているところは、区役所建設課や土木部の下水道処理センタ―、被害を受けたお宅には、罹災証明で税制課、家以外では被災証明で区総務課など、窓口がそれぞれ違うため確認し案内に回りました。そもそも罹災証明とは何か?私も災害後の対応について初めて知ることもありましたが、どこに相談すれば良いのかわからないといった声が出るのも当たり前で、統一された相談窓口の設置が必要となりました。











今回の地震では市内の各地で住宅の損壊や、電気・ガス・水道、交通などのライフラインに被害をあたえ、液状化による道路の陥没や損傷が見られました。特に被害の大きかった地域では現在も避難所生活を送る方たちもいらっしゃいます。我々議員は地域の一番身身近な動く存在として様々な状況を伝え、1日も早い復旧、復興のため活動して参ります。



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