令和元年度から令和7年度の予定で整備を進めている、鳥屋野・万代・下所島排水区の雨水バイパス管下水道工事を、環境建設常任委員のメンバーで視察。この工事は新潟駅とその周辺市街地を対象に、新たな雨水管及びポンプ場の整備を進めています。1時間あたり19~33mmの降雨の強度を50mmに引き上げ、浸水被害の軽減を図ることを目的としています。1時間に50mmとは、10年に1度起こりうるかどうかの降雨量ということですが、最近は集中豪雨による浸水被害も発生していることから、被害軽減のためどの様な工事が行なわれているのか見学しました。
工事概要は、シールドマシーンというを掘削をおこなうマシーンを使い、セグメント(分割されたブロック)を組み立てていくシールド工法が用いられていました。現場で作業にあたっている方も少数。建設業現場もIT化が進んでいました。
工事現場の視察は初めてが、万代の地下で大規模な工事が進められていることは地上からはわからず、工事にかかる予算がどの様に執行されているのか貴重な現地での確認作業となりました。
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