「20歳の集い」へご参加の皆さま、そして皆さんを支えてこられた、ご家族の皆さま本日は誠におめでとうございます。心から皆さまにお祝いをお伝えしたくマイクを握りました。
是非みなさん、皆さんのふるさとである、ここ新潟を、どの様なまちにしていきたいのか、自分も未来を創っていくその1人として、ちょっと考えていただけるといいなと思います。私達は、皆さんが希望を持って地元新潟で活躍出来る環境作りに国、県、市それぞれの立場でしっかり取り組んで参ります。
皆さんの中には、「何故投票に行かなくてはならないのか分らない。」「誰に投票したらいいか分らない。」そう思う方も多いのではないでしょうか?
私も初めて投票に行った時はそうでした。最初のきっかけはそれでもいいと思うのです。
今、困っている事が特になかったとしても、皆さんも政治と無関係ではいられません。
私達の生活の仕組みは政治によって決められます。皆さんの中にも、もう働いていらっしゃる方もいると思います。みなさんが一生懸命働いた給与から支払われる税金の使い方、それを決めるのも政治です。どの様に使われるのか、是非投票に行っていただき、自分が1票託した方の活動を見届けてください。この社会の中で生きて行く一員として是非関心を持っていただきたいと思います。
今年の春には統一地方選があります。新潟県で働く県議、そして新潟市で働く市議を決める選挙があります。
皆さんの生活の仕組みを決める場で、意見を述べる、議員が同じ考えや同じ年代の人だけだったら、政策、制度が必ず偏ります。ですから、様々な声を聞くため、多様な立場の人達が議員へ挑戦できる環境でなくてはなりません。女性の政治参画がなかなか進まない状況も変えて行かなくてはなりません。(ジェンダーギャップ指数146カ国中139位)
私達が生きるこの社会には様々な課題がたくさんあります。私達が日々生活している地域には、そういった課題を持つ方達も含めて様々な人達で構成されているのです。そして、皆さんもご存知の通り地方では、超少子高齢社会による人口減少の問題が深刻な課題です。地域社会の中でもその課題は、複雑化、複合化しています。本来でしたら、そういった課題を持つ方達を、同じ地域で暮らす、身近な方達で、支え合う。そんな関係が理想ですが、地域コミュニティの希薄化から、様々な問題は見えにくくなっています。その見えにくくなっている課題を可視化していくためにも、今まさに地域での関わり合いが必要だと考えます。我々地方議員は皆さんの声を一番身近で聴く役割を担います。現場に足を運び、様々なご意見聞かせて頂き、実際に起きている課題は何か可視化していくこと。そして、課題解決のための実行力と未来を見据えた判断力が必要です。
私は、様々な人とひととを繋ぎ、お互いに支え合える温かな地域をつくりたい。一人ひとりが自分らしく暮らすことのできるそんな市政を目指します。
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