市議会9月定例会が閉会しました。
9月8日~30日まで開催され、17議案を審査し、今議会も新型コロナウイルス感染症対策についての補正予算を中心に、一般会計予算を約34億円を増額補正するなど、総額約4,866億円の予算が賛成多数で承認されました。
承認された予算の中には、8月に新潟市議会女性議員の会で要望書の提出を行った項目の内、福祉や保険の分野で予算が付いたものもありました。
私は、市民厚生常任委員会に所属していますので、委員会へ付託された主な議案について一部抜粋し、報告致します。
<市民生活>
◎地域活動再開支援事業 (7千万円)
コロナ禍における地域活動の推進を支援。自治会、コミ協等に対し、必要となる感染症対策グッズを配布。
◎地域防災力育成事業 (1,450万円)
自主防災組織活動助成について、少人数訓練を助成対象へ追加、複数日で分散開催した訓練への助成拡充。
<福祉>
◎新生児を対象とした臨時給付事業 (1億6,670万円)
国の特別定額給付金基準日の翌日(R2年4月28日)以降に子どもが生まれた世帯へ、1人あたり3万円の新潟市・佐渡市共通商品券送付。
◎ひとり親世帯生活応援事業 (4,620万円)
国のひとり親世帯臨時特別給付金の受給世帯、約7,000世帯対象とし、1世帯あたり10Kgの新潟市産米を配布。→11月下旬頃発送
◎ひとり親世帯への子育て応援金 (6,600万円)
6月補正で行った「児童扶養手当受給者への子育て応援金」について、国の給付金と同様に、児童扶養手当を受けていないひとり親へ支給拡大。
◎市立保育園登降園管理記録システム整備事業 (2,200万円)
タイムレコーダーを導入することで、感染防止するとともに、データ化することでより園職員の業務負担の軽減を図る。
<IT化の推進>
◎国民健康保険料キャッシュレス納付推進事業 (約575万円)
新しい生活様式に対応した国保料の納付手段として、PayPayやLINE Payによるスマホ決済を新たに導入。→R3年度から導入
他、委員会へ付託された請願、陳情のうち、10月から支給基準が見直しとなった「紙おむつ支給事業の制度改正について」と、継続審査となっていた「加齢性難聴者の補助機器購入に対する公的補助制度創設」については採択を主張致しましたが不採択となり、「私立高校の教育環境整備を図るため、私学助成増額・拡充を求める意見書」については採択となりました。
引き続き皆様から頂きました、ご意見ご要望をもとに地域の声が反映される市政の実現のため活動して参ります。
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