有志議員4名で中央区の小学校へ訪問し、子どもたちの様子について聞き取りを行いました。昨日から始めた学校訪問、本日で3箇所目となります。本日伺った学校は、GIGAスクールのモデル校でもあり、1人1台タブレットを使用した授業を見学することができました。
休校開けからの子どもたちの様子について、生徒指導面と生活指導面で、休校期間中の子ども達の生活の乱れが学校生活でも出ていたとの事でした。
生徒指導面では、休校期間中にゲーム機器の使用時間が増えたことで、オンラインゲーム上でのギフトのやり取りによる課金や、チャット機能を使用した暴力的な言動、フレンドはずし等、いじめに繋がる行為が見られ、生活指導面では、生活が逆転してしまい寝不足によって体調不良の生徒もいたそうです。
トラブルを防ぐ為には、家庭での子ども達の監視、管理が必要である事と、また、シングルマザーの家庭では、ダブルワークをしている保護者もおり、子どもを見れない状況もある事をお聞きしました。
そして、1年生においては、トイレのタイミングや使い方等、他校同様に、色々な習慣が身についていない子どもたちも見られたとの事でした。
学校休校による影響を改めて感じました。
GIGAスクール構想については、私も6月定例会にて一般質問で取り上げましたが、新型コロナウイルスの影響で本来4年計画で整備が行われるところ、かなりタイトなスケジュールでの整備となり、今年度末までに1人1台のタブレットが導入されます。活用方法についてはまだ、見当がつかない学校がほとんどの中、実際にタブレットを使用した授業を見学させて頂きました。子ども達は、学習支援アプリを活用することで、映像や文章を検索しながら、必要な資料を集め、自分の考えを入力、画面上であっという間に編集を行っていました。今まで行われていた、教科書、黒板を使った読み書きの授業から、自分たちで考え作っていく。子どもたちは、これからの新しい時代に対応するための力を身に付けていき、学校現場は劇的に変わっていくことを感じました。
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