風俗業で働く女性達





「学費のために風俗業」7月19日の新潟日報の記事に衝撃を受けました。

母子家庭で育ち、奨学金を得て大学へ進学した女の子が、新型コロナウイルス感染症の影響で、バイトがなくなり、学費と生活費の為に、風俗業へ飛び込んだという内容でした。

8月6日に、新潟市女性議員の会で各チームに分かれ作成した要望書の提出を行いましたが、その中の、若者・学生及び女性の支援について担当したチームが主体となり、私もチームの一員として、風俗業界で働く女性達へコロナウイルス感染症の影響がどの様に出ているのか?また働く女性たちの実態について、女性議員皆で情報共有するための学習会を開催させて頂きました。

講師には風俗業で働く女性達の支援を行っている、一般社団法人ホワイトハンズの坂爪慎悟代表理事にお越し頂き、現状、課題についてお聞きしました。風俗業で働く女性達の相談を無料で行う「風テラス」へ寄せられた相談件数はコロナ禍で急増し、生活困窮・家賃滞納、社会保障の手続き等の相談や、持続化給付金に関する詐欺被害についての相談も増えているとのことでした。

市内のデリヘルで働く女性たちの実態について、新潟市内で、デリヘルで働く女性たちは総勢3,000名程度。18~20代後半の女性が多く、大学や専門学校の学費を稼ぐ目的で働いている学生も多いこと。20代で一か月30~40万円も稼げる仕事は、地方都市においては性風俗ぐらいしかなく、その為、性風俗を卒業したとしても再び戻ってしまう女性達も非常に多いこと。女性たちの多くは家庭内でトラブルを抱えている場合や、シングルマザーも多くいること。

問題としては、個人事業主扱いになるが、無自覚なフリーランスで、給与明細や源泉徴収票が出されないため、確定申告ができず、市の支援制度を受けられないケースも多いということ。障がいを持っている人も働いているが福祉に全く繋がっていない人もいること。自分の育った家庭環境以外を知らず、貧困の連鎖が生じていること。性病の問題、養育費の問題と、課題は非常に多いこと。





私達は、一人でも多くの議員に性風俗業界で働く女性たちの実態について知ってもらい、支援の必要性について理解を深めてもらうこと、見えない世界の中で起こっている課題について考えていくことが必要であることを確認いたしました。