「ベビーシャワー」は、これから生まれてくる赤ちゃんと、出産を迎える妊婦さんをお祝いするイベントですが、初めてお祝いに参加させてもらいました。
伺ったところは、新潟市に住んで8年になるネパール人の若いご夫妻のお宅。おおぜいのネパールの方たちと交流する機会となりました。
私は、今まで外国籍の方と関わる機会がほとんどありませんでしたが、最近はコンビニで働いている姿をよく見かけます。
新潟市で暮らしている外国籍の方たちは現在、8,000人近く。どの様に暮らしているのか接することがなく、知りませんでしたが、様々な国の方たちが私たちの身近な地域で生活しています。結婚して子育てをしている方たちも大勢いるのです。新潟市での暮らしについて不便に感じていることについて相談をいただきしました。
国籍によっても違いますが、在住期間が長い方たちが多く、日常会話はやさしい日本語であればほとんどの方たちは理解できているということ。しかし、色々と送られてくる行政文書が日本語のみの記載がほとんどで、理解に苦しむものの、相談窓口の記載もなく、そもそも何処に相談窓口があるのか分らない。専門用語は難しく、区役所に行っても手続き出来ずに戻ってきてしまった。出産に関わる制度や保育園の応募方法など、本人でも難しいと感じる様々な制度について何が書かれているか分らないのは当然ですね。
ワンストップの窓口としては、中央区にある国際交流協会新潟市国際交流協会
しかし、車を持っていない方たちも多く、身近な区役所でワンストップの窓口対応が求められます。
そして、子どもを母国から呼び寄せる方たちもいて、その場合、日本語が全く話せずに期の途中から就学する子どももいます。学校での日本語教育では、まったく話せない子にとっては不十分で、日本語学校もほとんどないこと。
地域では以前より、日本語教室を運営して外国籍の方たちのサポートを行なっているところがあり、おおよそ各区にあるようです。しかし、ボランティアの部分も多く運営が厳しいという話しもお聞きします。外国籍の方たちは増加してきている現状に、共生社会への取り組みをスピード感を持って進めて行かなくてはなりません。
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