環境建設常任委員会 視察報告
- 高橋さとこ

- 7月31日
- 読了時間: 2分
7月28日から30日にかけて、東京都国立市・神奈川県横須賀市・静岡市の3都市を視察しました。
国立市国立駅南口駅前広場整備に関する取り組みについて
市民が駅前広場や旧駅舎を活用し、東西広場や円形公園など公共空間づくりに積極的に関わっています。地域の歴史や思いを継承し、自ら愛着を持てる場所となるよう「100年の広場」を目指す姿勢は、公共施設の整備・活用を見直すうえで大変重要であると感じました。

横須賀市 ブルーカーボンの取り組みについて
地球温暖化の影響で水産資源の生育場である藻場が失われる「磯焼け」が進行するなか、横須賀市では藻場再生やアマモ・ワカメなどによるCO2吸収を目的とした事業が、多様な主体の連携のもと進められています。高校生をはじめ若い世代も積極的に参加し、地域全体に「海を守る」という意識を浸透させています。また、ブルークレジット制度を活用し、企業のクレジット購入による経済的インセンティブの仕組みづくりにも挑戦していました。本市においても、海岸域の環境再生には子どもや若者を巻き込んだブルーカーボンの推進と次世代教育が有効であると考えます。

静岡市 「脱炭素先行地域」について
3つのエリアで同時並行的に脱炭素まちづくりを進める先進的な取り組みを視察しました。行政のみならず、市民や事業者、NPOなど多様な主体が協力し、それぞれの役割を最大限に発揮していました。脱炭素社会や持続可能なまちづくりにおいては、市民・事業者・行政が一体となった体制の構築が不可欠であると強く感じました。

持続可能なまちづくりを加速させるため、今後も市民と共に歩む姿勢を大切に取り組んでまいります。

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