認知症とまちづくり―デザインと共生社会の視点から―
- 4 日前
- 読了時間: 2分
このたび、市内のオレンジカフェにお招きいただき、これまで議会で取り組んできた認知症施策と、福岡市認知症フレンドリーセンターの視察で学んだ内容についてお話しする機会をいただきました。
市議会の場を通じて、「認知症になっても自分らしく暮らし続けられる共生社会」をどう実現するかを、市長に問い続けてきました。 認知症は特別な誰かの問題ではなく、誰もが直接・間接に関わる「自分事」です。
新しい認知症観の普及や、当事者・家族の声を施策に反映する仕組みづくり、オレンジカフェや地域の茶の間といった拠点の活用などを提案してきました。

また、昨年視察した、認知症施策の先進地である福岡市では、 行政・医療介護機関・企業・市民が連携し、「まち全体を認知症にやさしく・わかりやすく」転換していくコンセプトのもと、多様な取り組みについて学び、とりわけ印象的だったのは、「認知症の人にもやさしいデザイン」をまちづくりに取り入れている点です。
サインや色彩、照明、床材の工夫によって、認知症の方が迷いにくく、安心して歩ける空間をつくり出し、そのデザインが国際的にも評価されているといことでした。
計画段階から当事者や家族、建築家が一緒に議論を重ねたプロセスは、本市の公共施設整備やまちづくりにも生かしていける大きなヒントだと感じています。
認知症に優しい社会は、どんな障がいを持つ人でも、子どもや高齢者でもみんなが暮らしやすい平和な社会。それを可能にするのがデザインの力。
オレンジカフェでの講演では、こうした議会で質疑を行った内容や福岡市での学びを共有しながら、「認知症になっても人生は続く」「希望を持って地域で生きられるまち」について、皆さんと一緒に実現したい思いについてお聞きいただきました。
日頃から認知症の方やご家族を支えておられる参加者の皆さんからも、現場の経験や率直なご意見を伺うことができました。いただいたご意見を今後も、オレンジカフェのような地域の場と連携しながら、当事者の声を起点に、「認知症フレンドリーなまちづくり」を、議会の場から粘り強く提案していきます。











コメント