ギャンブル依存症を考える
- 2月21日
- 読了時間: 2分
ギャンブル依存症は「誰でもなる。誰でもなおる」病気です。
「ギャンブル依存症セミナー&相談会」に参加し、依存症を乗り越え、同じように悩む当事者や家族のために、自らの体験を語る活動をしている当事者ご夫妻の体験談をうかがいました。
そこで語られたのは、「意志の弱さ」や「性格の問題」では説明できない、病気としての依存症の姿。
最初は軽い気持ちで始めたギャンブルが、少しずつ頻度と金額を増やし、気づけば自分でもコントロールできなくなっていく過程が語られました。
お金の問題が深刻になり、嘘や隠し事が増え、仕事や家庭生活にも支障が出ていきます。借金を重ね、家族との信頼関係は大きく傷つき、本人も家族も追い詰められていきました。
「家族の愛でなんとかなるものではない」・‥ご家族の言葉は、家族の努力だけに解決を押し付けてはいけないという重いメッセージです。
依存症の人をなんとかしようと必死に支え続け、借金を家族が肩代わりしたり、行動を監視したりするだけでは、問題は解決しない。厳しい現実を教えていただきました。

重要なことは、家族だけで抱え込むことをやめ、専門の相談窓口や医療機関、家族会など、外部の支援につながること。家族も家族会で「自分だけが悪いのではない」と安心して話せる場所を得ること。
第三者の専門的なサポートのもとで病気としての理解が進み、本人は治療や自助グループに通うことでようやく立て直す準備が始まります。社会全体で支える仕組みにつながることが、回復への大きな一歩になります。
しかしながら、ギャンブル依存症に苦しむ人は少なくないにもかかわらず、相談窓口や専門医療、回復支援の情報が十分に届いていない現状があります。そのため、 「家庭の問題だから」と一人で抱え込んでしまい、相談につながるまでに長い時間がかかっています。


相談体制の充実、地域の医療・福祉機関との連携、学校や職場での正しい啓発、ギャンブル事業者へのルールづくりなど、ギャンブル依存症で苦しむ方々が孤立しない社会を目指して取り組んでいきます。











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