福岡市認知症フレンドリープロジェクト
- 高橋さとこ

- 2025年11月18日
- 読了時間: 2分
更新日:1月4日
政令市政策協議会議員の研修で福岡市の認知症施策を視察しました。
認知症になっても、その人らしく安心して暮らし続けられるまちを市長が先頭に立ちまちづくりの中核に定め、市全体で作ろうとする先進的な取り組みが行われています。

認知症フレンドリーセンターでは、認知症の本人や家族、地域の方たち、専門職、企業など、多様な主体が集う拠点施設としての役割や、まちのデザインの工夫などを見学しました。 センターは「相談の場」であると同時に、「働くことへの支援」や「学び・交流の場」としても機能しており、認知症の人が一方的に支えられる存在ではなく、地域の大切なパートナーとして位置付けられていることが印象的でした。
また、色彩や照明、サイン表示など、迷いやすさ・不安の軽減につながる空間づくりが、市全体のユニバーサルデザインの向上にもつながっていることを学びました。
さらに、AR等の技術を使い、認知症の方の感じる世界を市民や職員が体験できるプログラムも進められており、「正しく知ること」が偏見を減らし、支え合いの土台になると感じました。

今回の視察を通じて、「認知症=できないことが増える」という捉え方から、「認知症があっても役割や希望を持って暮らせる」という新しい認知症観へと発想を転換する必要性を強く実感しました。
まちの仕組みやデザイン、人とのつながりを工夫することで、不安や生きづらさを減らし、誰もが安心して暮らせる環境に近づけることができます。
9月議会で「認知症になっても誰もが自分らしく暮らせるまち」をテーマに市長へ一般質問を行わせていただきましたが、本市でも認知症の本人の声をこれから作成される「認知症施策推進計画」に反映させていくことが重要となります。認知症に対する不安や疑問のある方も、まずは身近なところで「知ること」「話してみること」から、一緒に一歩を踏み出しましょう。


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