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地域で活躍する女性消防団

新潟県消防学校へ1日入校し、女性消防団員科を受講しました。

非常勤ながら地域に密着した消防組織である消防団。人口減や止まらない高齢化によって取り巻く社会環境の変化や、災害の多様化・複雑化、新たな活動領域として女性団員の役割や地域防災について学び、整列や休めの姿勢、右向け右のやり方など礼式訓練を体験しました。




この日の入校者は、新潟市の他、長岡、佐渡、魚沼、阿賀町、十日町、加茂の各市町村からの13名でした。

新潟県内でも、地域によって活動服のデザインも違えば、活動内容もそれぞれの取り組みがありました。ひまわり隊(女性消防団)の役割としては


〈役割〉

●火災予防など各種広報活動

●高齢者家庭などへの防火指導

●応急手当の普及啓発

●自主防災組織への指導・協力

●住民への防災教育

●災害時における応急活動、広報、後方支援

●幼児防災教育  。。。。。etc.


こういった活動があげられますが、どの地域でも課題としては共通の課題があげられました。


〈課題〉

●団員の確保が難しい

●団員募集の活動をどの様に取り組む事が効果的か

●活動への参加者が少なく、メンバーが限定される

●団員の高齢化

●コミュニケーション不足




私が女性消防団に入団したのは、令和元年。それから暫くしてコロナ禍の時期が続きました。応急手当指導員の講習にも参加しましたが、活動の機会がなく数年過ぎてしまい実際に使えるのか不安もあります。


皆さんもコロナ禍での活動縮小や休止から、どのように再開して行けば良いか課題となっていました。そんな中、消防学校へ入校し、各地域での取り組みや課題を共有できたことは今後の活動へつながるヒントをもらう機会となりました。

加茂市ではこれまで女性消防団がなかったため、新たに立ち上げ2年目ということでした。参加された方の中には外国籍の方もおり、有事の際に英語を話せる人が必要であること。そして活動の取り組みとしても、災害に備えた訓練が実用性のある訓練のやり方など、皆で知恵を出し合って取り組まれている姿を聞けたことも、皆のモチべーションにつながったようです。

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